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<2009年03月17日>花粉症と環境対策

 さて、特に今のこの季節、花粉症に悩まされている人が増えています。

 花粉症の主な原因が花粉であることは言うまでもないことですが、昔に比べここまで花粉症の方が増加した原因には、木材にする目的で植林された樹木が安価な輸入木材に取って代わられたため、樹木が増え花粉そのものの量も増えたことや、大気汚染、生活環境・食生活の変化等が挙げられています。

 私も現職の時は、微力ながら、自由民主党花粉症等アレルギー症対策議員連盟(通称ハクション議連)で現自民党政調会長の保利耕輔先生を会長に勉強会を行い、アレルギー対策の研究開発費の増額や杉の品種改良、また、これまではボランティアで行なってきた花粉予想が気象庁で出来るように対応してきました。

 花粉症の問題を解決する為には

  • 大気汚染の原因となる二酸化炭素(CO2)や窒素酸化物(NOX)等を減少させ、空気をきれいにする。
  • 花粉の少ない樹木に品種改良して植林する。 
  • 睡眠不足やストレス、運動不足等の生活習慣を見直す。
    特に、食事では化学物質や化学肥料の少ないものを心がけ、動物性タンパク質を取り過ぎない等バランスの採れた食生活をする。

等が考えられます。

 花粉症の方が増え、地球温暖化も問題になっている今こそ、政治としてはもっと環境対策に力を入れるべきだと思っています。
汚染物質を極力出さないため、一つの方法として、クリーンエネルギーとなる太陽光発電に私は着目しています。
平成21年度予算では各家庭やビル、工場に太陽光発電パネルを設置する工事に10%補助金が出ることになっていますが、普及率向上のためには思い切って50%ぐらいの助成が必要ではないかと思っています。
環境対策はもちろんのこと内需拡大になり一石二鳥になると思うので、平成21年度補正予算を作る際に考えて欲しいものです。

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この記事を書いた人

左藤 章のアバター 左藤 章 前衆議院議員・学校法人大谷学園理事長

前衆議院議員 左藤 章
現在、自民党幹事長代理。学校法人大谷学園理事長。
防衛副大臣兼内閣府副大臣、衆議院安全保障委員長、衆議院文部科学委員長等を歴任。
情報通信、防衛、教育、司法など多岐にわたる分野で活動中。

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