新年明けましておめでとうございます。皆さまにはつつがなく新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年は何かとご指導賜わり、厚く御礼申し上げます。
さてこの度、皆さまのお蔭をもちまして、私は昨年12月14日に自民党大阪第2選挙区支部長(総選挙時の公認候補者)に就任させていただきました。「国の信頼」を得るよう日本の外交、安全保障はもとより、デフレ・景気対策(政策金利の引下げ、量的緩和、税制改正)、教育再生、医療・年金の再構築、大阪の発展のため邁進したく存じます。
昨年7月の参議院選挙では、与党・民主党が大敗を喫しました。これは、平成21年の衆議院選挙で約束したマニフェストが果たされていないと、国民が判断したからだと思われます。しかし、参議院選挙で勝利した自民党も、強く支持されたわけではなく、「民主党よりは…」という理由で票を獲得したにすぎません。もっと明確なビジョン、政策を国民に示す必要があります。景気回復のための対策。そして、安定した雇用制度を講じることが重要だと思います。
また、昨年より尖閣諸島や北方領土の問題が起こってきました。中国・ロシアへの対応をはじめ、東アジアの安定を考え外交・防衛問題に取り組まなければなりません。この問題を解決するには、鳩山政権時に混乱を巻き起こした普天間基地の課題解決、そして、その影響で崩れかけた日米間の信頼回復を取り戻す必要があります。
今後、私が取り組むべき大阪の活性化対策として、一つは、中小企業に金融支援を行い商業を再活性化させ、同時に食・芸能など大阪特有の文化と関西の観光資源を有効活用した「真の観光都市」のまちづくり。つぎに、優れた病院、大学、製薬会社の集まる大阪の高いポテンシャルを連携させ、「医療の先進地域」を目指す。以上の二つの政策をまず実現させていきたいと考えております。
本年も大変厳しい年と思いますが、皆さまにはご健勝にてご活躍されますよう、また、この難局に立ち向かっていただきますよう心から念じております。本年も変わらぬご指導・ご鞭撻をお願い申し上げ、新春のご挨拶といたします。