明けましておめでとうございます。
昨年は岩手・宮城内陸地震、夏には地球温暖化によるゲリラ豪雨など天災が相次ぎました。又、嬉しいニュースでは、北京オリンピックで、水泳の北島選手や女子ソフトボールなど多くの日本人選手が活躍し我々を感動させてくれました。
さて、政局は衆参ねじれの状況でガソリン税の暫定税率の問題、洞爺湖サミットでの環境対策、さらに9月に突然の福田総理の辞任発表、続く麻生首相でも総選挙がいつ行われるのか分からないなど、大変目まぐるしく混乱し、まさに「変」に象徴される一年となりました。
そんな昨年でしたが、今年は与野党が協力し、国民が団結して100年に1度といわれる不況の難局を乗り切って欲しいと思います。
小泉政権による歪み、特に、後期高齢者医療制度、医師や看護師、介護士不足、格差の問題、派遣制度を含め雇用問題など早急に見直し、対応をしなくてはなりません。
各政治家もお互いを批判ばかりせず、しっかりとした国民の視点で政策を出して欲しいものです。
一刻も早い景気対策が必要であるのに、第2次補正予算の提出が遅れ、それを批判する民主党も金融強化法案に反対するなどどちらも党利党略ばかりではないかと思われるのは誠に残念なことです。
今こそ政治を変える時であると思います。
しかし、ただ政権交代するだけで状況が良くなるとは思えません。
中央官僚主導の政治をやめさせるためにも、選挙に出る人たちは真面目に政策を勉強し、国民と一体となった活動をすべきです。中央官僚に政策や情報で負けているのでは話にならないと思います。
今年は与野党逆転の年と報道されていますが、国民は、立候補者が本当に何を考え行動して来たのか、又、国会議員として国や国民のために的確な仕事ができる人なのか見極める大切な時だと思います。
今後も引き続き、政治家は当然のこと、国民の皆様一人一人にも国の将来を見据えて行動して頂きたく思います。
日本が少しでも良い方向へ「変」われるよう微力ながら私も精一杯頑張ってまいりますので、本年も御指導、御鞭撻を賜わりますようよろしくお願い申し上げます。