父・恵の時代から推し進めてきた、JR阪和線の高架化
下り線(和歌山方面行き)も平成18年5月21日(日)に完成
市南部を縦断しているJR阪和線は、交差する幹線道路が5本(木津川平野線(松虫通)、 柴谷平野線(南港通)、天王寺吾彦(あびこ筋)、敷津長吉線(長居公園通)、大和川北岸線)があり、 踏切による交通渋滞や踏切事故など、地域の社会生活に与える影響が大きく、 この踏切を除去することは長年の懸案でした。
国と大阪市は、このような深刻な状況を解消するために、平成11年度から西日本旅客鉄道株式会社と共に、 JR阪和線の高架化を進めていましたが、地域沿線の皆様方の工事へのご協力により、 「平成16年10月」に上り線(天王寺方面行)の高架切り換えが完了。
今回、これに引き続き、「平成18年5月21日(日)」に上り線(和歌山方面行)を高架に切り換えます。
これで全線の高架への切り換えが完了し、踏切での交通渋滞が解消され、環境改善(排気ガス対策)になります。
※この立体交差事業はガソリン税の一部も投入しています。
事業名——-大阪都市計画都市高速鉄道 JR阪和線連続立体交差事業
都市計画決定——-昭和56年7月31日
事業認可——-昭和58年3月28日
区間——-阿倍野区文の里4丁目~住吉区杉本3丁目
延長——-4.9km
除去踏切数——-12箇所
全体事業費——-約900億円
高架化駅——-南田辺駅、鶴ヶ丘、長居駅、我孫子町駅
交差道路名——-木津川平野線、柴谷平野線、天王寺吾彦線、敷津長吉線、大和川北岸線
駅施設——-ホーム:相対式2面(南田辺駅、長居駅、我孫子町駅)、ホーム:島式2面(鶴ヶ丘駅)、エレベーター 各ホーム 1基、エスカレーター 各ホーム 2基(上り・下り)